私はですね、名作ジブリ映画「千と千尋の神隠し」を観たことがないんですよ。
聞くところによると、まあ〜名作らしいですね。鬼滅の刃の映画が大ヒットするまでは日本の映画興行収入トップの玉座を譲らなかったという。
何回も何回も金曜ロードショーで放映されていて、見るタイミングはいくらでもあったはずなのに奇跡的にその網をすり抜け機会を逃し今に至るんですが、この事実を人に言うと、
「は！？お前、マジか人生半分損してるわ！！」って言われるんですよね。
そんなわけないだろ
お前の人生の構成要素の半分は「千と千尋の神隠し」なんですか？さすがにそれは千尋には荷が重すぎませんか？それともせいぜい千尋とトントンぐらいの人生しか歩んでないんですか？
まじで「人生半分損してる」っていう誇大表現嫌いなんですよ。なぜならそんなわけが無いからです。俺の人生をナメるな。
「千と千尋の神隠しを観たことが無い」というセリフを言うと、とにかくボロクソに言われるんですよ。多分アメリカのダウンタウンにおける「fuck」ぐらいの威力あるんじゃないですかね？ぶん殴られるんじゃねえかってぐらいの剣幕でまくしたてられることがほとんどなんですよね。この間なんて「死んだ方が良い」って言われましたからね。え！？「観た方がいい」じゃなくて！？って耳を疑いましたよ。
さすがにそこまで言われると、こちらも観る気を無くすというか、逆に意地でも見てやらねえという決意すら芽生えますよね。
まあ勝手にしろという感じでしょうけど、私は今ここに「千と千尋の神隠しを観ない誓い」を打ち立てようと思います。
かまいたちの漫才にも「トトロを観たことない自慢」の漫才がありますけど、マジでその通りだと思うんですよ。
マジで頼むから観てくれ。山内さんが私の言いたいことの全てを代弁してくれてるんですよ。
まあ、そんな感じです。
