破壊王長崎3

バイトした職場が、潰れてしまうのなんでだろう〜なんでだろう〜ななななんでだろう〜

 

…はっ!!

 

くそっ…静まれ!!(ナンデダロウ…)

静まれ俺の中のテツandトモ!(ナンデダロウ…)

 

鎮まれえええええええ!!!(ダンブルドア)

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はい、茶番はこれくらいにして。

 

バイトした職場がことごとく潰れることから「破壊王長崎」の異名をもつこの私。

 

今回は15歳の時、海の家でバイトした時のエピソードである。

 

 

「海の家でバイト」なんて言うと、都会の友達にはめちゃくちゃ羨ましがられるのだが、現実は理想とはちょっと違う。吉田鋼太郎リリーフランキーぐらい違う。

 

海の家バイトの何が辛いかって、砂浜の上に一日中立ってなきゃいけないことである。

砂地は硬い地面と違って不安定なので、立ってるだけでもなんか普段使わない筋肉使うからもうめちゃくちゃ疲れる。

 

「海の家って地面は板張りじゃないの?ちゃんと床があるんじゃないの?」

と思ったそこの貴方。違います。

 

基本的に海の家というのは夏期の海水浴シーズンにのみ存在するもので、夏になったら毎年いちいち建てて、夏が終わったらぶっ壊すのが普通なのである。一年中建ってるのは多分湘南とかそういう1部の海水浴場かドラマの中だけなのだ。

つまり砂浜に柱ボーーン!屋根バーン!!

って感じの簡素な造りなので床は砂浜のままな事が多い。少なくとも私の働いてた店はそうだった。

 

だから半日ぐらい立ってるともう辛くてつらくて…。昼頃には大体足が限界を迎えており、注文を受けに行くのもめんどくさかった。あれほどセグウェイが欲しかった時期はない。

夏休みが終わったらバイト代でセグウェイを買おうかと本気で迷ったが、本末転倒だということに気づきやめた。

 

もうカウンターから客席に行くのがめんどくさいので、

「そこー!2番テーブルの方!何?注文何〜〜!?あ!?はいはい、ラーメン一丁!」

って感じで大声で雑な注文取ってました。

 

まあ海の家なんで、こんぐらい雑な接客でも誰にも文句言われませんでしたね。

 

次にめんどくさかったのが、

「客のダル絡み」ね。

 

バイトし始めた時には私にも邪な気持ちがあり、よっしゃ水着美女をナンパするぞ〜!なんてイキっていたもんですが、やっぱり現実はそうはいかない。

 

なんかもう来るのは接客する気も起きないような酔っ払った頭パープリン系のギャルとかヤンキーばっかで、こっちが声かけるどころか向こうからダル絡みしてくる始末。15歳っていう若い従業員が割と珍しいっていうのもあったんでしょうね。

 

男女で海に来た酔っ払いのイキりヤンキーのテンション程地獄なものはないですよ。

もう〜めんどくさいめんどくさい。

百均で買ったプランターの値札シールを剥がそうとしたら中途半端に剥がれちゃった時ぐらいめんどくさい。

 

注文取りに行った時に「歳いくつ?」って聞かれたんで、「15です」って答えたら

 

「わけ〜〜!あたし、21!」

 

そんな変わんねえだろ!!!ってツッコミたくなりましたね。

 

中でも1番めんどくせ〜〜のが「お姉さん達の中で誰が1番タイプ?笑笑」っていう質問。どう答えても角が立つ。めんどくさい。朝家を出て50mぐらい歩いた後にエアコン消し忘れた事に気づいた時ぐらいめんどくさい。

そういう時はグループ内でいじられキャラに位置してそうな奴を見極めて「この人かな☺️」って言うと勝手に盛り上がってくれるのでオススメです。

 

まあその後何度か海の家の手伝いには行かせて頂いてたんですけど、今年は某ウイルスの影響で海の家どころか海水浴場が閉鎖される始末。今年も開店が危ぶまれているとか…

 

またひとつ破壊王長崎の餌食が増えてしまった…。

 

まあ、そんな感じです。