私の母方の家系は海鮮料理屋さんなんですよ。

 

そのせいか私は小さい頃から、家に帰れば必ずその日店で処理ししきれなかった魚が必ず食卓にのぼり、朝、昼、晩の食事のそのほとんどに海鮮が必ず入っていました。

現代っ子には珍しい、人生の内で肉より魚の方をより多く食べているタイプの人間です。

 

まあそれだけ毎日魚を食べていれば、さすがに海鮮にも飽きるわけですよ。

だから友達とどっかに出かけて、飯食おうぜってなった時に、

「贅沢に寿司でも食うか〜!あ、ハルトいるからだめか…」

「へえー!ここはカニが有名なんですか!食お…あ、ハルトいるからだめか…」

「実は…私…先輩のことが…!あ、ハルトいるからだめか…」

「長崎!長崎いるか?あ、長崎いるからだめか…」

とまあこのように、皆気を遣ってくれちゃうわけですよ。別にいいんだよ?食べればいいじゃない、寿司でもカニでも。家に帰ったら寿司がある私に気を遣ずに、皆で寿司食ったっていいのよ?

それは優しさのつもりなのかもしれないが、私には「お前さえいなければ俺たちは寿司を食えたのによォ…チッ!」というふうに聞こえている。

皆の優しい気遣いが、私の卑屈フィルターを通すとこういう感じに変換されてしまうのだ。あなたがたが思っている以上にナガサキハルトという人物は極端な二面性を持っている。

 

別に魚が嫌いな訳ではないしアレルギーでもないので海鮮を食おうという流れになれば合わせるのに、私の友達は皆優しいからさ…。

むしろ気を遣われるほうが心苦しいので、今度みんなで飯を食うときはなんでも好きな物を食べようね。

 

基本的に好き嫌いはありません。

 

そう、「納豆」以外はな…!!

ヤツだけは本当に許すわけにはいかない。

 

とまあ、そんな感じです。

私の納豆嫌いについては以前の「納豆」という記事で語ってるのでぜひ読んでください。