タピオカ

 

最近ブログを読んだ友達に

「お前嫌いなもの多すぎじゃね?」

と言われました。いや、聞いてくれ。違うんですよ。私は「好きな物」について語るより、「嫌いなもの」について語った方がボケやすいんですよね。だから別に大して嫌いじゃないものでも「嫌いです」って言っていたりします。

そのへんよろしく。

 

 

さて、前置きもそこそこにして、

今回は今話題の「タピオカ」について語りたいと思います。

 

嫌いですね。

 

いやね、タピオカという食べ物自体は好きなんですよ。この間友達に自販機で奢って頂いて初めて食したんですけど、とてもよいものでした。

 

じゃあタピオカの一体何が嫌いなのかというとですよ。私はタピオカそのものではなく、この社会に現在蔓延している「タピオカフィーバー」が嫌なんですよね。

 

ここでひとつ言わせてください。

 

 

タピオカって

 

前から

 

あったやんけ!!

 

うちの母がタピオカがすごく好きでね、以前からコンビニやらで買ってきては家で飲んでいたんですよ。私が中学生の頃には母は既に飲んでいたので、少なくとも5年ほど前にはタピオカは世間に普及していたことになります。

 

それがなぜ、今になってこんなにフィーバーしちゃっているのか。以前に比べて味とか見た目が大きく変わっているなら流行るわけもわかりますけど、そんなに大きく変化があったわけじゃないでしょ?インスタ映え用にパッケージがちょっとステキになったぐらいですよ。

 

きっともうあれですよね、「流行ってるから」流行っちゃってるんですよね。

 

社会的影響力のある誰かがタピオカうめぇと言い出した。民衆が騒ぎ始めた。あれ?アタシの友達もタピオカ飲んでて草。ちょっとコレ、タピオカ飲んどかねえとヤベエ感じじゃね??タピオカ、最高ーーーー!!!

 

みたいな感じだと思うんですよ。

「みんなが飲んでるから」「流行りだから」というなんとなくの風潮に流されて飲んでる人が多い気がします。偏見ですけどね。

つまり、本当にタピオカが美味い!好き!って思って飲んでる人はそう多くないんじゃないかなと思います。

 

だからウチの母がキレてましたよ。

 

「アイツらはタピオカの本当の魅力を知らないのよ。インスタでの承認欲求の為にタピオカを買うな!黒い玉がバえるってんなら、ハナクソでも撮ってりゃいいのよ」

 

って言っていました。口が悪いと思います。

 

でも母の気持ちもわかるんですよね。

僕も本当はタピオカいっぱい飲みたいんですけど、並んで買ってしまったが最後、なんか負けた気がする。くだらない意地が邪魔して「タピオカ飲みたい」を公言出来なくなっちゃってんですよ。

 

あとね、最近話題になってますけど「タピオカランド」っていうのがオープンするらしいじゃないですか。

「調子に乗った両津勘吉プロデュース説」って言われてるヤツね。笑っちゃいましたけど。

 

アレほんとにバカじゃないですか?(笑)

いや、僕の中ではかなり愛せるバカなんですよ。

もう次の流行りにチーズティーやらバナナジュースが控えてるっていうのに今更タピオカランドを開演しようというこのタイミングの遅さと、企画全体のしょぼさとネーミングセンスの無さ。愛すべきおバカですよ。

可哀想だから行ってあげようと思ってます。

 

まあ、そんな感じです。

タピオカ、自分で買いに行くのは悔しいので誰か買ってきてください。