男子小学生になりてえなあ〜…。
と思うことがしばしばあるんですよね。
私はね、この世で「最強」を争うであろう3つの人種があると、そう感じているんですね。
まず1つ目が、「オバチャン」ね。
オバチャンのパワーはね、もうすげーですよ。
もう説明はいらないですよね。もはやね。
そして2つ目はね、「女子高生」ですよね。
なんなんでしょうね。女子高生ってなんかめちゃくちゃ強くないですか?俺多分殴り合いでも負けますもん。ほんとなんなんでしょうね。
そして3つ目がね、皆さんご察しの通り「男子小学生」ですよ。
男子小学生!!!!
なんなんだ!!!!あの彼らから溢れ出る…満ち溢れるパワー!!!!!「この世に怖いもんなんかねえ」と言わんばかりのあの表情…。
POWER is POWER!!!!!!!!!
この間横断歩道で男子小学生の大群に囲まれた時、怖くておしっこ漏らすかと思いました。いや、漏らしてたかもしれません。だって全員なんか棒を持ってんだもん。何なのあれ?なんで男子小学生っていつも何かしらの棒とか枝を持ってるの?どっから拾ってきてんのアレ?俺が棒軍団に囲まれたの、新宿ですよ?新宿のどこにそんなに手頃な枝が落ちてんだよ。
ほんとに謎ですよね〜…。
まあ、とはいえそういう私もかつては男子小学生だった頃があるわけですよ。
「冬でも半袖短パン小僧」やってましたからね。
思えばあの頃は無敵だった…。その辺のマンモスとか殺して食ってましたからね。
「冬でも半袖短パン小僧」やってたんですけど、今思えばよく親が許してましたよね。なんで?普通子供に風邪ひかせたくないでしょ。
…って今書いてる途中に思い出しましたけど、普通に親に「ちゃんと着ろ」って言われてましたね。
しかし当時の私はそれを頑なに拒んでいたんですよね。意地でも着ねえと。一体何と戦ってたの?
本当に、あの頃の無鉄砲さと健康さが欲しいですよ…。
でもきっとアレでしょうね。自分自身を最強だと信じ込んでたんでしょうね。
あの信号が変わる前に横断歩道を渡れたら最強、この石ころを学校から家までの通学路の間にずっと蹴り続けられたら最強、車の窓から外を眺めて、通り過ぎゆく電信柱を飛び回るイマジナリー忍者を振り切れたら最強…。
自分の中で作り上げた自分ルールの中で、最強の自分自身をでっちあげていた…。
それゆえの、無敵…。
思い込みであそこまで強くなれるんすね…。
私も自分自身をもう一度最強だと信じ込んでみようと思います。
いや、私は今でも心は男子小学生、あの頃のままだよ、きっと…。
まあ、そんな感じです。
女の子にはなかなかわかって貰えない話です。