ついに蝉が鳴き始めちゃいましたね〜。

 

蝉が大嫌いなんですよ。

小さい頃は大好きだったんですけどね〜。

 

大好きすぎて、食ったことあるんですけどね。

正直身の部分がほとんど無くて食えたもんじゃありませんでした。食感的にはポップコーンのあの茶色いパリパリの皮の部分だけ食ってるみたいなね。そんな感じでした。

 

揚げて食ったんですけど、味はそんなに悪くなかったですよ。ちゃんとカラッと火が通ってね。よくピーナッツバターに似た味、なんて言われてますけど、確かにそんな感じでしたね。まあそこまで甘くはなかったですけど。甘さ控えめジューシーピーナッツ、って感じです。

 

まあそれはさておき、そんな蝉を食うぐらい好きだった男がなぜ嫌いになっちまったのかって話ですよ。

 

 

まあ、その理由はシンプルに

うるせえから

ですよね。

 

なんなのアイツら?マジでなんであんなにバカの1つ覚えみたいに鳴きまくるの???

 

蝉が鳴くのはオスがメスへの求愛行動としてのアピールですよね?

 

つまりあのやかましい鳴き声は全部

「うおおおおぉおおおおおーーーーッッッッッッ!!!!!!!女!!!!女!女女女女女ァァァァァァァァァァァァァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッッ!!!!!!!」

 

って言ってるわけですよ。

 

こっちまで恥ずかしいんですよ!!!!!!

情けなさすぎる。

まあ生物としては正しいあり方ですよね。

ある意味羨ましくもあります。

 

まあそれはさておき

あとは「死んだフリ」ね。

これも蝉が嫌いな理由の一つです。

 

私は浪人時代にも一人暮らししてたんですけど、たしか8月上旬頃に風呂場に蝉が入り込んじゃった事があるんですよ。

 

その時点でもう蝉が苦手だった私は2日間ぐらい風呂入れなかったんですよ。触んのも嫌だから。とりあえずヤツが風呂場でくたばるまで待つことにしたんですね。

 

まあ〜うるせえことうるせえこと。

日がな1日

「ミンミンミンミン×100000000」

って鳴きまくるのでマジでノイローゼになるかと思いました。

 

そして2日経って、「ミ゚ィ…」という断末魔と共に奴は静かになったんですよ。

よし!!!!ついにくたばりやがったか!と風呂場に直行、ヤツの死体を確認すると私は手で勢いよく掴んだんですね。

 

するとヤツは突然息を吹き返し勢いよくヴィヴィヴィヴィヴィ!!!と手の中で大暴れし始めたんですよ!!!

 

その時の私の雄叫びったらなかったですね。

覚醒した初号機みたいな声出ましたもん。

 

まんまと騙されましたね〜。死んだフリはヤツらの常套手段ですからね。皆さんも気をつけてください。

確か足が閉じてたらまだ生きてて、開いてたら死んでるんだっけ?どっちだっけ。まあいいや。

 

あとはもう、ヒグラシの鳴き声の切なさね〜。

都会じゃあまり聞くことないかもしれませんけど、あの「カナカナカナカナ…」って鳴き声聞くとなんか夏休みのプール帰りの夕暮れを思い出してほんとにせつなくなるんですよ。

なんなんでしょうね〜。あれは哀愁があってすきです。

 

だがツクツクボウシ、テメーはダメだ。

なんなんだお前?無駄にいいビート刻みやがって。

 

「ツクツクボウシ!ツクツクボウシ!ツクツクボウシ!ツクツクボウシ!

ツクピーヨ!ツクピーヨ!ツクピーヨ!ツクピーヨ!ツクピーヨヴィィィ………」

 

 

なんかおもしれーんだよ!ふざけんなよお前。

ツクツクボウシのビートに合わせてダンスするの流行りませんでした?見たかったら今度見せてあげます。

 

 

まあ、そんな感じです。

よければ皆さんも蝉食ってみてください。