いい人といいやつ

「いい人」が嫌なんですよ。でも「良い奴」には、なりたいです。

何言ってっかわかんないと思うので、噛み砕いて説明します。

「いい人」と「良い奴」、どっちも同じように聞こえますがこの両者には明確な差が存在しています。少なくとも私のなかではね。

まず両者に共通する基本事項として、「周囲の意見や状況を尊重して正しい判断を下せる」ってのがあるんですよ。要は「めちゃくちゃ気配りができる」ってことですよね。これはどちらにも共通してます。


じゃあ2つの間の違いってなんなんだ?って話ですよ!

率直に言うと僕は「いかにその気配りを自然にできるか」だと思ってます。

例えば「いい人」だと、周囲の状況を判断して正しい指示を下せはするんですが、あまりにその気遣いが露骨で、なんか「一目置かれすぎちゃう」んですよね。友達同士でそれをやっちゃうと、尊敬はされるけどちょっとだけ距離がうまれちゃうというか…。

それに対して「良い奴」というのは、周りをよく見て正しい選択をできる上に、自然に正しい方向に周囲を誘導できるんですよ。自分が意図してやっていることを他の人間に全く気取らせないんですよね。だから「こいつと一緒にいれば楽しいし、なんかいつもうまくいく!」と思って貰えるんですね〜。

なんかこれは私の中でのぼんやりとした法則なんでいざ説明しようとすると全然うまく言えねーな〜伝わってますか?伝わってるといいな。


私はどちらかと言うと「いい人」な方なんですよね(自分で言うな)。周りは良く見えてるタイプだと思うんですけど、やっぱりどこか自分勝手な部分があるせいで「良い奴」になりきれないというか。だからたまに本当に「良い奴」に出会ったりすると「すげ〜な〜」って思いますね〜。



ナガサキって優しいよね〜」とも言われたりするんですがそれも全然違います。

私は嫌われることが大嫌いで、常に嫌われることにビクビクしながら生きているんですよ。

「100人いたら100人全員に好かれるなんて無理だよ」という決まり文句、幾度となく聞かされて来ましたが未だに納得してません。100人いたら100人に好かれることをずっと諦めてないんですよね。なんなら別に諦める必要も無いし、めちゃくちゃ大切な感情だと思ってます。

だから私は全然優しくなんかないです。
嫌われないようにひたすら気を遣って生きている結果そう見えてるだけなんでね。

ていうか「100人いたら全員に好かれるなんて無理だよ」って決まり文句と似たやつで、

「交友関係は細く長く」
ってやつあるじゃないですか。
これもどう〜も納得がいかないんですよね。
多分「少数の人と、親密な関係を末永く続けましょうね」ってことなんでしょうけど、

これ、理想論は「太く長く」じゃないですか?
親密な関係を長く続ける人は、より沢山いた方がいいじゃんね。
なんというか日本人の悪いところというか、どうでもいい部分で謙虚になりがちな部分のまさにモデルケースですよこれは。いや、謙虚ってよりは妥協に近いと思います。

もっとみんな貪欲になった方がいいと思うんだけどな〜。


でもまあ、さっきの「全員に好かれたい」も「太く長く」も、めちゃくちゃコストもカロリーもかかる生き方なんで、シンプルに疲れちゃうっていうのもあるんですけどね。

でもまあ、若いうちはそういう風にやってもいいと思います。

まあ、そんな感じです。
なんか最近ブログでボケてないんで、次の記事はボッケボケでいきますね。