音楽はめちゃくちゃ好きですね〜。聴くのも弾くのも。
いやね、皆さんが思っている以上に聴いてると思いますよ。
ビートルズから邦楽インディーズバンドまで、年代、国、ジャンルを問わず沢山の曲を聴いてきたので、自分で言うのもなんなんすけど、曲に関する知識が尋常じゃないんですよ!!!!
だから初対面の人には「どんな音楽聴くんですか?」って聞くようにしてます。よっぽどコアな歌手とかじゃない限り、音楽を切り口にいくらでも話を広げて仲良くなれるんですよね。私の数少ない特技の1つです。たまに「音楽聴かねえ」って人がいるんですけど、そういう時は死にます。
でもね、幅広く聴きすぎているが故に、私とピッタリ同じの音楽趣味の人ってなかなかいないんですよ。私はビートルズとかオアシスとか、割と前世代のUKロックとかも聴くんですけど、まず同年代でそれを共有できる人がいないでしょ。
だからたまーに少し趣味がカブっている人に出会えたとしても、いつも不完全燃焼で終わっちゃうんですよね。俺が1番話したいのはそこじゃないんだよ〜!話しきれてないんだよー!みたいな感じでね。
あれ…いま俺、
「俺昔の洋楽とか聴いちゃってっからさあ〜★洋楽聴く俺カッケ〜!」
みたいになってません?大丈夫?そんなつもりはないですけど一応確認しときたい。その誤解だけは死んでも嫌。陽キャ洋楽かぶれとは一緒にしないで〜!
話を戻しましょうか。
私の中で音楽趣味の一致性ってすげえ重要なんですよ。
私恋愛自体がそんな好きじゃないんですけど、もし完璧に音楽の趣味がピッタリな女性がいたら恋しちゃうかもしれないぐらいです。
例えば、中学生とか高校生の時に聴いてた音楽って、その人の人格形成にめちゃくちゃ影響を及ぼしてると思うんですよ。
つまりもし私と同じ音楽を聴いて育ってきた人がいれば、必然的に私と似たもの同士!イェア!結婚しよう!ってことになりませんか?
そういうことで言えば私は宇多田ヒカルとかバックナンバーを聴いてきたせいか、非常にひねくれた恋愛観を持っているといえるので、西野カナみたいなキラキラした恋愛観の女の子はちょっと眩しすぎて無理です。
かといってガッツリクリープハイプとか聴いてる女の子もメンヘラそうで嫌ですけど(偏見)。クリープハイプは好きです。
でもね、私の音楽の話を全部理解してくれる人が1人だけいたんですよ。
ウチの師匠なんですけどね。
彼女は私が足繁く通っていたスタジオにいるプロのドラマーさんなんですけど、私がスタジオに行くと頼んでもないのに教えてくる図々しい人です。
けどドラム界隈では有名な人らしくて、多分「むらたたむ」(芸名)って検索したら本人出てくると思いますけど。
まあさすがプロのドラマーと言いますか、60年代ロックから最新の曲まで余すことなく精通しておられましたね。
かといってね、この人に関しては天地がひっくり返っても女性としては見れないです。
だってアホなんだもん、この人。
スタジオが千葉駅の近くにあるものですから、私が予備校から帰る時に千葉駅でばったり師匠と鉢合わせる時があるんですよ。
そうするとねあの人、遠くから
「あああ〜〜〜!!!ハ〜〜ルく〜〜んじゃ〜〜〜〜〜ん!!お〜〜〜〜い!!!!」
って手振りながら走ってくる変人っぷり。周りの人にめっちゃ見られるし。うるさいし。途中であの人段差につまづいて転びそうになってるし。恥ずかしいし。
まあそのあとはなんだかんだ、千葉駅のスタバでおしゃべりしたりするんですけどね。
この間は受験の悩みとか聞いて貰いました。
「ふ〜ん」「へえ〜」「なるほどにゃ〜」とか、相槌はそんなんばっかりで年上の女性らしさは微塵も感じませんでしたけど。
そんなこんなでもう二年間の付き合いになります。そのなかでこの人に女性としての憧れが全くなかったといえば否定はできないなあ…なんてことをスタバで喋りながら考えていると、
「やっぱ"Time after time"はタックアンドパティが1番だよね〜!」
という彼女の発言。
その一言で私は我に還りました。
"Time after time"は!!!!!!!!!!
シンディ・ローパーの原曲が!!!!!
1番だろうが!!!!!!!!!!!!
やっぱりアンタとは一生分かり合えねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!バーーーーーーーーーーーカ!!!!!
まあ、そんな感じどす。