「ストーリーの中で犬が死ぬ映画」って結構あるじゃないですか。
めっっっっっっちゃくちゃ嫌いなんですよね。
僕の中の菊池風磨が黙っちゃいませんよ。
「アイアムレジェンド」とか「南極物語」みたいに、物語の途中でやむをえず死んでしまうっていうパターンはまだ百歩譲って許せるんですよ。
許せないのは、物語の最後に犬の死を持ってきて、感動モノに昇華させようとしてる映画なんですよ。南極物語が物語でいう起承転結の「承」や「転」に犬の死を持ってきているのに対して、「結」に犬の死を配置するウンコ映画ザウルスがいるわけですよ。
えっ?そもそも皆さんに聞きたいんですけど、犬が死んで感動できますか?
そりゃ人それぞれ意見がありますから、あくまでこれも私の一意見として聞いて欲しいんですけど、私は「犬が死ぬ」ことってどう考えてもこの世で最も最悪な出来事の一つで、天地がひっくり返っても映画のラストで犬が死んで「いい話だったね」ってならないんですよ。どんな晴れやかなラストを迎えたとしても「いや…でも犬死んだじゃん…なにいい話にしようとしてんの?」
ってなっちゃうんですよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!!(急にマジギレ)
犬が死ぬのって嫌じゃん!!!百歩譲って許せるとは言ったけど南極物語だって嫌ですよ。何十年も前の映画なんでネタバレもクソもないから言いますけど、途中でリーダー犬のリキが、仲間を庇ってシャチに食われて死ぬじゃないですか。もう絶叫ですよ。
「うわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっ!!!!!!!!リキいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっっっ!!!!!!!」
って空襲警報ばりに叫んで、こち亀の導入みたいに家中の窓が一斉に弾け飛んだのは今となっては笑い話です。
ほんとに、タロとジロだけでも無事に帰れてよかった…。
本当に、俺は自分の寿命の大半を犬にあげて、40歳手前ぐらいで犬と同時に死にたいと思ってますからね。デスノートに「長崎陽大 犬と幸せなキスをして終了」って書いといてください。それか人生100年時代とか言って人間の医療を発展させて老害を増やすぐらいなら、「犬生5000000000000年時代」にしてください。医学の偉い人。頼むから。
また映画の話に戻りますけど、「犬と私の10の約束」とか、犬と付き合う上での素晴らしい約束事を掲げているわけえすよ。
「私が歳をとっても、仲良くしてください」とか、「私が死ぬ時、お願いです。そばにいてください。そして、どうか覚えていてください。私がずっとあなたを愛していたことを。」とかね。犬視点で諭してくるわけですよ。
「そばにいてください」だあ?
当たり前なんだが?(オタクのルフィ)
犬が死ぬ時なんて想像もしたくないですけど、ひとりぼっちになんてさせるわけがないんですよ。ほんとに…想像しただけで泣けてくるのでこれ以上は何も言えません。
まあ、そんな感じです。